【ネタバレ有】ベイマックス所感
※ネタバレ有ります注意※
2日にSCの映画館に行ったせいもあったと思うけど、ほぼファミリーだった。カップルもちらほらいて、ひとりで入ったのは多分自分くらい。
「愛犬とごちそう」が昔のディズニーアニメっぽくて楽しかった。ほぼ無声映画な感じ。吹替なのに日本語音声も字幕もなくてあれ？とは思ったけど、長い文章でもなかったから聞き取れたし音声なくてもわかるような作りだったからあえてつけなかったのかな？と勝手に納得。
本編はまず映像ど迫力ですごかった。3D字幕が近くでやってたらもう一度観たいなって思ったくらい。
SF好きな人は終盤手前までかなり楽しめる展開だと思う。ベイマックスがめっちゃロボロボしい処理系統だったり、大学のラボ(多分実際のとはかけ離れてるけど夢がある感じ)出てきたり、ヒロのマイクロボットが反応することで物語が展開していったりとかなり合理的なストーリーだった。終盤除く。
ヒューマンドラマとしてはいまひとつで、隣に座ってたお母さんがベイマックス置き去りにするところで号泣してたけど結局ソフトウェアは残ってたからハードウェア失くしただけだし、おばさんは菅野美穂の吹替のせいもあって全然不要に見えたし、悪役ふたりはステレオタイプすぎて人間的な深みが全然ないし、ちょっと要素詰め込みすぎた気がした。
倒すのも案外あっさり勝ってたし。
ヒロがキャラハン殺そうとして、みんなで阻止したところはよかったな。ベイマックスめっちゃ強くなってたけど。
キャラはフレッドが好き。
なぜかひとりだけ怪獣っぽい着ぐるみ着てて突き抜けてるけど、実はお坊ちゃんでお父さんもまさかの職業だったのがよかった。
あとベイマックス。
見た目めっちゃスマートな処理しそうなのに中身が完全にロボットで、そのギャップにやられた。
こっそりAIとか積んでたのかな？ 最後のほうでヒロとアビゲイル逃がそうとするところはそんな感じがした。
動きがかわいかった。
Immortalsはラストで少し流れるくらいかと思ったら、本編のパワードスーツ開発のところでがっつり流れ、エンディングのスタッフクレジットでフルが流れ、そのクレジットにメンバーの名前全部入っててもう最高だった。
曲だけ聴くとぶっちゃけあんまり好きではないけど、サンフランソウキョウの中で流すと不思議としっくりきた。
あと2回は観てもいいな。
エンタテインメント映画としてはとても面白かった。
